子供が大人に困らせる行動や言動をするのは何故でしょうか?交流分析では「愛情飢餓」といって「ふれあい」が不足してるから愛情を求めて、あえて困らせるようなことをして気を引いてストロークを得たいと解説しています。エリック・バーン博士は「人はストロークなしでは生きていけない」と述べています。
臨床現場で感じることは、子供が大人に対して「この人は自分を信じてくれているな」と感じれば、困らせることはしなくなるものです。大人対大人では更に「ラポール」があるかどうかで、関係がこじれたり?信頼関係の元に話がスムーズに進むかの岐路に立ちます。
子どもの(大人)の「困った」を「分かった」に変えることができれば、多くの問題は穏便に解決に向かいます。「分かった」に変えるコツは、愛情や信頼関係、リレイションが潤滑油になります。簡単なようで難解なことです。