電球を発見したエジソンは、小学校に入って間もなく、校長先生から「頭が腐っている」と言われ、母親が自分の手で育てる決心をして退学させてエピソードは有名です。
何事にも好奇心をもち、実験せずにはいられないわが子の性格を知っていた母親は、その実験的精神を「いたずら」ではなく、学問的方向へと誘導していったのです。
後にエジソンは、「私を作りあげたのは母だった。父も私を馬鹿だと決め込んでいたが、母が私を理解し、私の性質が向いている方へ進めさせてくれた。エジソンは、「その信頼に応えるべく一生懸命努力した」と言っています。
子供を伸ばすも殺すも、親の子供への信頼と待つ姿勢が大事だと痛感する話です。