「他人の人生に関わらせていただくとき、自分好みの人生観や価値観で相手に関与してはいけない」は傾聴の醍醐味です。結婚相手を強制的に押し付けられたら誰でも嫌です。自分で選びたいのは当然です。傾聴も「気づくのは相手」であって、こちらの価値観を押し付けるのは言語道断です。病院に行って診断も問診もなしで突然注射されたら驚きと不信感で一杯です。「傾聴のないアドバイスは、診断しないでいきなり注射するうようもので、害ばかりが大きい」(コヴィ博士)と言われてます。
サイレントボイスを聴けた時、「自分の味方になってくれた」「自分を認めてくれた」の受容感が満載です。「傾聴は最大のストロークである」(エリック・バーン博士)と言われる所以です。