心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

認知症でも人生は続いている!

 若年認知症で50代前半で絶望し酒びたりになったそうです。私もその年齢で他人事ではありません。世間の偏見は認知症は何もできない、何をするか分からないという誤解があります。しかし、ある施設が「活躍できる場所」を提供することにより自分の役割を感じ「居場所」を見つけて社会とつながり、つながる喜びが人間の尊厳を大事にすることにつながります。 皆さんが突然認知症と診断されたらどんな人生を送りたいでしょうか?という当事者意識を持つことが大切なようです。私は認知症といわれたらできるだけ仕事をしたり「必要とされたい」と思うでしょう。人間はどんな状態でも「存在価値を感じたい」のです。この視点を忘れなければ「認知症でも人生は続いている」と人格を尊重したサポートできるのではないでしょうか?