心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

子ども社会は大人社会の投影?!

  ハーネットTVで放映されていた「生きるためのテレビ」から紹介します。いじめで「自分の存在が迷惑だと感じてしまう」という否定感は、「自分は生きていてはいけない存在」と感じるそうです。自分を責め社会の居場所がないと、安心感がなく、なんでもないことに過剰に反応したり、「自分を消したい」と存在を否定し孤独に苛まれます。
  テレビでは12歳から「死にたい」と思い「私の命は5分刻みの積み重ね」と54歳まで生きてこられた方は、「死にたいと共存」と言われました。私は思考停止しました。そんな追い込まれた世界で40年以上生きてこられたのか・・・
  いじめは子どもの世界だけではなく大人の世界でもあります。いや子どもは大人の世界を見て子どもが無意識に反映をしているのではないでしょうか。私たち大人が相手を無視したり、支配したり、言葉の暴力で傷つけたりしてはいないだろうか?子どもに「いじめはダメ」というより大人社会が「安心して弱音を吐ける居場所」があれば、少しづつ嫉妬や醜い心が消えていくでしょう。
  優しさを素直に表現できる社会はどうしたらできるのでしょうか??