心理カウンセラー佐藤照貴

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トイレ掃除の女性を馬鹿にした大学生に「スカットジャパン」!①

  この逸話は、トイレ掃除をしている女性に 就活大学生がかけた言葉。それにおじさんが諭した話です。

 トイレ清掃員曰く「この作業が好きだからやっているなんてカッコいい事は言えません。ただ、一つだけ言える事は”仕事があるだけで、仕事を与えられているだけで感謝している”」という事。

  そんな時、トイレに学生が入ってきて「こんな仕事やだよなー。まじで無理だわ、俺」「いや無理とかってレベルじゃないだろ!トイレの掃除とかキモいって!とりあえずこうなったら人間のゴミだわ!」(笑)

  清掃員は、知らないフリ、聞こえないフリをしました。一生懸命悔しい気持ち、怒りを食いしばり我慢しました。ここで言い返したりしては、私はこの大学生たちの言う様に本当の『ゴミ』になってしまう様な気がしたからです。言い返す=認める事。

 大学生が私の事をバカにした後、トイレに入ってきた おじさんが、、ボソッと大学生に言葉を掛けます。「君たちは、就活生かい?だとしたら、0点だね。どんな仕事でも、仕事があるという事は”必要とされている”からなんだよ。立派な仕事。誰にでも出来る仕事じゃないことをしてくれる人がいるから、君たちは何不自由なく便利に使えたり利用できるんだ。いいかい?『ゴミ』なんて言葉を使うんじゃない」。(づづく)