恩師である 新妻二男先生(元岩手大学教育学部長 県教育委員)と今日、お昼にばったり会い旧交を温めた。先生は岩手日報に「子育て 今昔ものがたり」を連載されていた。その中で「子どもにとって”善かれ”と思う行為が、本当に子どもの成長や発達にとって”善かれ”かどうか考えてみる必要があります」と書かれています。「あなたのためよ」という名の「愛情という名の支配」に親が気づいた時、子どもは恐ろしいほどの勇気と気づきを得ることを 私も先生から学びました。
私は、新妻先生に、修士論文(大学院)の指導も頂きました。小学校程度の論文にもかかわらず「これはこうした方がもっとよくなる」と常に未来志向の指導をして下さいました。私が、「人の粗さがし」ではなく、人間の「長所を見る”眼”」を磨くようになったきっかけです。また、「大事な仕事も任せてくれる器の大きさ」に「先生のために頑張ろう」と意欲が向上したのを心と体で感じました。
「死導」ではなく「志導」を教えて頂いた新妻先生に久しぶりに会えたことに感謝です。