心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

プロのカウンセラーに近づく秘訣

  「本物のカウンセリングを受けた人のみプロのカウンセラーに近づける」と私は感じています。金藤晃一先生に何度かカウンセリングをしていただき、先生が「幼少期(1から3歳頃)のあなたはどんな姿をしていますか?」と尋ねられ、私は当時は「えっ」と思いました。よく考えると私の3歳の姿は「一人で寂しく膝を丸めている姿」でした。何十年と遡り置き忘れた、幼い頃の私の満たされなかった思いが、はっきりと体感できたのを今更ながらに覚えています。ゲシュタルト療法で言う「未完結になっている問題やトラウマを再体験」をしました。インナーチャイルド(内なる子ども・本音)の声なき声が聞こえ、ああー私の生きづらさの根本はここにあったのか?と気づく瞬間でもありました。
  今、カウンセリングをさせていただく立場になり、問題の背景にある声を聴けるような「心と耳」を鍛えるための修行が続きます。心の弱さをさらけだせる人、それを「悩む力」と前向きに捉えるることができるような「添え木」になりたいものです・・・沈黙の声が聴こえないときは「像のように膝を折りなさい」の謙遜の心の姿勢を繰り返し唱え、耳を澄ます時間が過ぎていきます。