タマゴボーロというお菓子はみなさんよくご存知のことと思います。実はこのタマゴボーロはある会社が市場占有率70%以上という驚異的な数字を維持しているらしい。それはもちろんその会社のものが他社と比べて美味しいからにほかならない。
素材にこだわっているのはもちろんだが、この会社では、他社と違う独創的な作り方をしてるそうだ。なんだと思います?
それは作る人がみんな「ありがとう」と声に出して言いながら作ってるそうです。それもニコニコしてしっかりと声に出して 一日に何千回も言うのだそうです。このニコニコして、というのが肝です。例えば怒った時にはきだす息を袋に入れて中に蚊を入れると、その蚊は数分で死んでしまうらしい。逆にニコニコしてるときの息は長生きするそうです。
工場には「ありがとう。ありがとう」と録音されたテープが24時間流れてる。だから出荷するまでにだいたい100万回の 「ありがとう」がお菓子に入ってるそうです。見えない成分、100万回のありがとう含有。このたくさんの感謝の言葉が侮れない驚異的な実績となって会社の業績に現れているのもまた事実だ。(出典:「致知」竹田和平・渡部昇一対談)