心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

「生きる意味」を充実! ロゴセラピーの原点?

  学生時代、先生から「夜と霧」(ヴィクトール・フランクル著)の本を何回も読むように言われました。若輩者の私は本のよさが分からず暫く埃をかぶっていました。今となってはロゴセラピーの原点を知る本でした。「ロゴ」は、ギリシア語で「意味」の意です。ロゴセラピーは、人にその生活状況の中で「生きる意味」を充実させることが出来るように、あるいはその価値の評価の仕方を変えることが出来るように援助しようとするものです。
 ヴィクトール・フランクルはアウシュビッツ刑務所で次から次へと死んでいく仲間を見ながら「ここをでたら愛する奥さんに会える」ことを生きる意味として耐え忍びました。
  フランクルのロゴセラピーはまさにその楽観主義のゆえに、死と罪責と苦しみという悲劇的三元とかかわる道を示唆します。これらの一見越えがたい壁は、それに対する態度を限りなく変えていくことによって気にならないものになりえることを悟らせ、それを超える勇気と希望と強さを与えます。変えることのできない運命に直面して限りなく態度の在り方を変えながら運命に打たれ強くなります。ロゴセラピーはこの意味で深い慰めを湛えています。意味ある人生は限りなく静かで力強い人生になります。
  「私が人生から何を期待するかが問題ではなく、ただ人生が我々から何を期待するかだけが問題です。」」(ヴィクトール・フランクル)