「こころの偏差値」は学力偏差値を凌ぐ人間性を図る指標ではないでしょうか?「こころの偏差値」は、人間関係で一方的に攻撃を受けたりしたときに顕著に表れます。攻撃されたら私は「倍返し」くらいの気持ちが心の隅にあり平穏ではいられません。「なんでこんなことされるの」と反抗・反駁し自分を正当化したくなります。
しかし、「こころの偏差値」が高い人は、攻撃に反論することもなく静かに「傾聴」します。この人の幼児性や嫉妬を知っているので、大人はそれに巻き込まれるどころか、「ああ かわいそうな人生脚本(無意識の人生の青写真)だな」と攻撃する人に憐みさえ覚えます。どんな時にも潔く頭を下げる練習、恥をかく練習、失敗する練習をしてる人は「こころの偏差値」があがり、人の痛みが本当にわかる人間に成長します。