心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

「影の姿」は自分のSOS

  「あの人が悪いから私はこうなった」「こんな酷な運命に会うなんて私はついてない」誰でも試練を前にすると嘆き愚痴りたくなるのが人間の性です。

 「あの人が悪い」と言っているのは「自分の影の姿」を自ら踏んでいるようなものです。「あの人が悪い」の「あの人」?とは実は認めたくない、許したくない「無様な自分」です。無様な自分は認めたくないから「嫌い」という感情となるというカラクリです。

  「影の姿」とは、受け入れていない自分の心の「赤ちゃん(チャイルルド)」がSOS・悲鳴を上げている証拠です。普段は「建前」で生きているので、本音(赤たちゃん)を見せ付けられると、認めたくないので相手のせいにして問題逃避にかかるのです。

  嫌いな人ができたら、自分と似ている部分がないか考えるチャンスです。