リーダーは怖くて、厳しいから下の人を統一できる。そんなのウソ。下の人から好かれている方が仕事はうまくいく。「この人のためならがんばろう」って、思われることが大事。お互い「愛」がなきゃ、向上しないんです。
もし、あなたが社長なら、社員から「この会社はつぶしたくない」と言われ、お客様から「あの会社はつぶしたくない」と言われる。そして世間から「いい会社だからつぶしたくない」と思われるような、愛される会社を作ることだ。これが理想の会社なんだよ。(斎藤ひとり より)
恐怖政治で上司が「俺に言うことを聞かないと目にものみせてやる」の脅迫では、人は動かないのは当然です。しかし、現実は人間として未熟な人間が上司になった時は、その下で働く人間は「やりがい」も感じません。
「北風と太陽」のごとく、どんなに厚いコートを着ていても太陽のようにポカポカの人間がいれば自然にコートを脱ぎ笑顔になります。北風という強制や保身では誰もついていかないことを理解できない幼稚で稚拙な人間を上司にしたとき、人間は離れていきます。