心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

童心(インナーチャイルド)に耳を澄ます

成熟とはいわゆる大人びることではありません。人の中には子どもから大人までの自分がいます。それぞれの自分を、そのときの気持ちに即した表現で表すことができること―それが成熟だと思います。大人になっても、童心に返って無邪気になることがあっていいのです。「男だから○○」「女だから○○」「大人だから○○」というべき論に縛られることによって、多くの人は自分の中の童心(インナーチャイルド)を抑圧し柔軟性を失って硬直化していきます。
 それだけではなく、抑圧された童心が無意識の衝動となってその人を突き動かすことになります。それが自分の人生をあらぬ方向へとし向けていくことになります。ですから、童心を満足させることがとても大切なのです。