心理カウンセラー佐藤照貴

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人生は喜ばせごっこ

 アンパンマンの作者 故・やなせたかしさんは人生の最大の喜ぶについて次ぎようのように述懐しています。「人生の最大の喜びは、人を喜ばせることだと思った。「人生は喜ばせごっこ」だと気づいたとき、とても気が楽になった。僕の歌の代表作に“てのひらを太陽に”の一節は、「生きているから悲しんだ」である。よく「なぜ悲しいんですか」と聞かれる。悲しみがなければ喜びはない。不幸にならなければ幸福は分からない。空腹のときに食べるラーメンがどんなに美味しくて幸福なのか実感できない」。 
私も「これをしたい」と思うことがわなわなかったり悔しい思いをしています。悲しく悔しい絶壁に追い込まれなければ、真の喜びは得られないのかしれません。まさに「生きているから悲しんだ」です。