アドラーが提唱する よい人間関係を求める際の4つのキーワードー(1)リスペクト (2)信頼(3)協力 (4)共感 です。
(1)リスペクトというのは、「re-spect」つまり「再び見る」ということです。相手との関係について「距離を置いて、冷静な態度で接する」ことです。人間の尊厳に関しては、違いがないことを受け入れ、礼節をもって接する態度を持つということです。
(2) 信頼は、常に相手の行動の背後にある善意を見つけようとし、根拠を求めずに一人の人格として無条件に信じることです。
(3)協力は、お互いの違いを受け入れつつ、みんな対等の存在である「仲間」であると認めることです。仲間関係は大きな関係性であり、目標に向けて仲間と合意ができたら、共に問題解決の努力が出来ます。
(4)「共感」について 常に相手の置かれている状況、考え方、意図、感情、関心などに関心を持つ、「相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じる」ことです。