心理カウンセラー佐藤照貴

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良い子育て環境を作る夫婦関係の築き方ー1歳危機」どう克服?

1、良い子育てには夫婦仲が関係する 子育ては思っている以上にパパとママの夫婦仲が影響します。子どもは感受性が豊かで純粋です。親が思う以上に良い影響や悪い影響を受けやすく、それが成長過程で性質に反映されることもあるのです。

2、子どもは常に親を観察している 育児をする上で夫婦の意見の食い違いはよくあることです。ヒートアップして怒鳴り合いになったりすると今まで何事もなかったのにそばにいた赤ちゃんが火がついたように泣き出してしまう、ということもよくあります。このように大人が思う以上に子どもは親のことをよく見ています。ケンカをして夫婦間で会話がない、無視しあって険悪な空気が家庭内に蔓延している、子どもに向かってお互いの悪口を聞かせてしまう、などが続くと子どもには非常に居心地の悪い家庭になってしまい、天真爛漫が持ち味の子どもなのにストレスを抱えて生活することになってしまうのです

3、感受性豊かな子どもへの影響を考慮する 夫婦のケンカが絶えない、怒鳴り合い罵り合いが続くとなると子どもは情緒不安定になります。家庭の中で穏やかな会話を聞くことが少なくいつでも大きな声で怒鳴り合っているのを聞いていると子どももそのような話し方になります。

4、子どもの情緒が安定する夫婦関係を築く ママがパパを盛り立てて支え、パパがママを優しく守る、お互いに愛情を持って認め合う家庭の中では子どもが自然に両親を信頼し、敬うようになります。温かい家庭の中では子どもは情緒が安定し、いい意味で自分を大切にできるようなり、両親の教えを素直に受け入れやすい子どもになります。  

  その結果、子育てが順調に進みやすくなるのです。子どもをきちんと育てたいのなら、まずは夫あるいは妻に対して感謝や思いやりを持ち、優しい気持ちで接し、穏やかな心地よい家庭づくりを実践することが大切です。