心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

かみの毛がなくてもわたしはわたしなのです

平成18年、大分県川崎小学校二年生の阿部未来(みく)ちゃんが、児童作文コンクールで最優秀の県知事賞を受賞しました。その作文です。

先生が「みんなちがってみんないい」という童謡詩人、金子みすゞの詩のお話をしてくれました。

先生が「いろんな人がいるんだよ」と言いました。わたしは「みんなとちがってもいい。自分は自分だ」と思いました。手や足がなくても、人とおなじじゃなくてもいいということです。「なぜかみの毛がないの」と言われてもわかりません。なりたくてなったわけではないからです。かみの毛がなくてもわたしはわたしなのです。でも、三年生になったら、ぜったいなおりたいです。もしも、ほかの人が、気にしていることを言われたり、されたりしているのを見たら、わたしもたすけてあげようと思います。「そんなことはやめて。人はそれぞれちがっていいんだよ」と。