ブリーフセラピーでは、COは「笑顔でCLを迎え、何気ない雑談から入り、リラックスした、なるべく明るい雰囲気を作る」を基本とします。リラックした雰囲気ができれば「今日はどのようなご相談で来られましたか？」などと聴かなくても、CLが自然の流れで相談事を語り始めます。傾聴が十分されると、タイミングを見計らって「最近少しでもうままくやれたことはありますか？」「「いつもよりマシだったことはありますか」とミラクル・クエスチョンを繰り返しながら「えぇ そんなことがあったんですか？」「一体どうしてうまくいったのでしょう」とＣＬの問題ではなく「例外」を聴いていく。そこにリソース（資源）や有効なアクションが見つかっていきます。
うなだれて来られた方が、帰る時は「笑顔になって・・・」「またきます・・・」と言えれば、ラポールができ面接が進みます。