心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

「愛の反対は憎しみではない。それは無関心である。」

「優しい言葉をかけてほしい」マザー・テレサの、この言葉はご存知ですね。「愛の反対は憎しみではない。それは無関心である誰だって自分の存在を無視されるのは辛いもの。嫌われても憎まれても、自分の存在が認められている分、まだましなのです。

   では、相手に「私はあなたに関心を持っていますよ」ということを伝えるにはどうしたらいいのでしょう。答えは簡単です。相手に言葉で伝えること。優しい言葉で伝えてあげることです。ある100歳のおばあちゃんの言葉です。「お金もいらない。着物もいらない。命だってもういらない。でもお願い。優しい言葉をかけてほしい。」100年生きてきて、最後に彼女が欲しかったものは優しい言葉だったのです。

   それなら100年も待たないで、今日から周りの人に優しい言葉をかけてみませんか。「あなたに会いたくて来たよ」「あなたと過ごせて、とても嬉しい」「あなたといると、とても楽しい」「あなたで、本当によかった」「すべてあなたのおかげです」「本当にいいお仕事、していますね」「うわあ、すごい、よくできたね」「どうすれば、あなたのようになれるかな」「嬉しい。でも頑張りすぎないでよね」「すごく美味しい。おかわり!」どれも何気ない一言ばかりです。それで相手の気持が癒されるのなら、どんどん口にしたいですね。そしてもっといいことに、それを言っている自分自身が、実はどんどん輝いてくるのです。優しさという心の筋肉が、強く大きくなっていくからなのでしょうか。