心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

優れた点のある友だちと過ごす時間が喜び

グズグズしてしまうにはそれなりの理由があります。それなのに、「早く!」と言っても行動は早くなりません。「早く!」と言われ続けた子どもは、大人が考える以上に傷ついています。自分自身の存在は親は不満なんだ、と受け取ってしまいます。

   ぶったり、無視することは子どもたちを否定することです。これは誰でもわかります。しかし否定とはそれだけではありません。子どもの個性を認めない。「早く!」と言い続ける。あるいは「もっと、もっと」と過剰に期待をする。そういったことも否定です

母親が赤ちゃんを「そのままでいいよ」と認める力。その母親との関係から生まれる「わたしはいい」と思える力です。根拠のない自信 ーエリクソンのいう「基本的信頼」と同じです。優れた点のある友だちと過ごす時間が喜びになるんです。