「あなたが最後の瞬間に食べたいものは?」なんですか?その答えはひとり一人違い正解はありません。この質問の目的は誰でもちょっとした目標をもつことで意欲がわくということです。
日本で最初のホスピスを始めた大阪の淀川キリスト教病院では、がん患者に月に1回患者さんが食べたいものを食べていただく「リクエスト食」というのがあるそうです。月に1回に食事を励みに頑張っている患者さんも多いそうです。
病院では「食べることは生きる証し」とし、「食」を通して患者さんや家族とのコミュニケーションが深まると共に、患者さんが「自分らしく」生きることができるようになっているそうです。
どんな状況でも少しの目標や夢が人間の支えとなり意欲をかき立てる「希望」です。