心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

「こんなワルでも好き?」と依存と反抗を繰り返し自立します

子どもは自分を大切にすることを教えられていなければ、友だちを大切にすることなどできません。本来、自立というのは、自分のために手をかけてもらった、本当に心から安心してくつろげる場所がある、という気持ちをしっかり持てたときにできるのです

    安心できる場所、くつろげる場所というのは、そういう居場所を用意してくれる人との「安心・信頼できる関係」が根本にあるということです。例えば、友だちの邪魔ばかりする子どもがいますが、それは相手(園の先生や保護者)が嫌がることをして、それでも自分のことが好きか、関心を持って見てくれるかを試そうとしているのです。人の注意を獲得するために、時には独り占めしたいがためにやるのです。安心しているから子どもは、親に反抗します。「こんなワルでも好き?」と、 反抗します。子どもは、依存と反抗を繰り返しながら、自立します