心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

威張っている人は同情より軽蔑を得る

 世の中には残念なことに人の「あら探し」をして喜んでいる人格的に宿題を抱えている人がいます。相手の嫌なところをついて「これでどうだ!」と相手が怯むのを見て勝ったつもりでいる天才的誤解をしているのです。
   こんな人の深層心理は、自信がなく劣等感が強いのです。だから震える自分、本音の自分に出逢うのが怖いので他人を見下げることによってなんとか自分を保っている人です。
これを当人に伝えると、大体の人は怒るか、「そんなことはない」と否定に走ります。なぜ?自分でも気づいてないか、本当の姿を見て愕然とするのが嫌だからです。本来は弱虫で心が子どもだからです。
  劣等感や自信がないほど威張って同情より軽蔑を得るのです。あら探しではなく「いいとこ探し」、ダメだしではなく「ポジだし」で生きる人を本当に賢い人というようです。