心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

「なんで」から「お陰で」

   その人を知りたければその人の友人を見ろ!
  「なんで息子が不登校に・・・」「なんでこんな病気にかかるの・・・」。「なんで」とつくときは、自分の思い通りにしたい想いが強くないかチェックしてみましょう。自我・我力は「私はたいしたもんだ。あの人よりはましだ」と人と比べて自分ひとりで生きてきたかのような天才的な誤解をしている人です。
  星野仙一元楽天監督は「おかげさま」が座右の銘だそうです。「私ほど恵まれた人生はない。恵まれすぎてばちがあたりそうだ」と述べています。闘将と言われた星野仙一元楽天監督は「おかげさま」という感謝の心を忘れなかったからこそ弱小楽天を日本一にしたのでしょう?
  「なんで」から「おかげで」に言葉を変えてみましょう。「不登校になったお陰で息子の本当の気持ちが20年後にわかった」「病気したお蔭で健康であることがあたりまえではないことがわかった」と感謝できる人生を歩めます。感謝してる人には問題だと思っていたことが「ありがとう」の力で「・・・のおかがで」と謙虚になれます。
  笑顔で感謝して謙虚に・・・人間関係の方程式のようです。