心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

「違いを認めるハート」を磨く

  交流分析(TAと略す)の勉強会で「OK-OK」の姿勢が話題になりました。私は「理屈はわかるけど、他人に悪口を言われたり、無視されたら動揺したり評価が気になります」と言ったら、TAの達人達は「無視されようが陰口叩かれようが、それは相手の精神レベルの低さの問題で、それで過剰に気にしたり落ち込むのはOK-OKの姿勢とは言えない。気になるということは相手と同じ精神レベルです(投影)」と言われました。私は「私は私 相手は相手なんて割り切れますか?」と食い下がると、「相手に悪口言うな!無視するな!と言ってもそんな人に限って言います。相手は変えられないし自分が楽しんでいた方が健康にもいいし、結果相手が徐々に変わります」とたしなめられました。
  精神レベルの低い人に合わせるのではなく「自分がどうしたら楽しめるか」を考えるには、「違いを認めるハート」を磨くことのようです。思考や行動の違う人を認めていくと穏やかで心地よい人間関係に近づくようです・・・