「置かれた場所で咲きなさい」の著者・渡辺和子先生のルーツがここにありました。
36歳の若さで、岡山とは縁もゆかりもなかった渡辺さんがノートルダム清心女子大学の学長になった時、先輩シスターからの風当たりは想像以上に強く、嫉妬やねたみによる無視や不理解が続きました。つらい毎日に、大学を去ろうとしていた渡辺さんは、ミサで神父からある詩を渡されます。
そこには、
置かれた所で咲きなさい。
置かれた環境で咲くという事は、
仕方がないとあきらめることではない。
自分が笑顔で幸せに生き
周囲の人を幸せにすることによって
神があなたをここに植えたことが
間違えではなかったと証明するのです。 と書かれていました。
それを読んだ渡辺さんは、「私にとっては岡山が居場所なんだ」と思い直すことが出来たそうです。