2/3のNHKニュースで 東日本大震災の未曽有の被害に遭われた宮古市の高橋英樹さんが「復興の原点は“人”」と話されてました。道路を作るのも人、家を建てるのも人、心のケアをするのも人、コミュニティを作るのも人です。
震災3か月後 被災者の声を聞かせて頂いた時、「家も家族もない、友達もいなくなった俺の絶望を 内地から来たお前に何が分かる!!」と悲鳴にも似た叫びに 自らの力不足を感じ、逃げだしたいと思った自分を恥じました。ある おばあちゃんは「おれ 死にたい・・・」と言われ 震えが止まりませんでした。
震災から「もう10年、まだ10年」。「おれ 死にたい」は「“し” あわせ “に” なり “たい”」と思えるまでは時間がかかりました。「幸せになることに引退はない」のです。復興支援・心のケア・コロナ渦での孤独のケアに終わりはありません・・
何事も「誠実で正直な人間性」が人を救うことを 自然災害やコロナウイルスは教えてくれているような気がします。