いい子が危ない!?「家の子ども 反抗期もなく何でも私の言うこと聞くのよ」と言っているお母さんは子どもが「いい子を演じている」ことに気づいてない方です。
問題行動や凄惨な事件を起こした人の近所の評判を聞くと「いい子でした。信じられません」「挨拶もよくして明るい子でした」・・とほとんど悪い噂は聞きません。なぜ?
「いい子」は自分の本音を抑圧し、親の機嫌取りに必死なのです。つまり、「子どもが親の子育てをしているようなもの」なのです。子どもにとっては無条件の愛情を欲しいときに、逆に親の機嫌とりをして疲弊しているのです。だから、時限爆弾がいつか爆発し「レッドカード」を出します。
例えば、子どもが「隣のお母さん すごっく奇麗だよね。お母さんも・・」を冗談半分に言った時、大人は「隣のお母さん 整形でもしてるんじゃない。私もしようかな」と返せるお母さんは「大人」です。逆に、「お母さんが 隣のお母さんと比べてキレイじゃないいというの!もうひどいわ」と怒る人は精神的に成長せず「大人」になってしまった社会の「困った」人です。