心理カウンセラー佐藤照貴

                  (月〜土曜日9:00〜17:00)

「傾聴」だけではダメだという三重の過ち

  「傾聴」だけではダメだというカウンセラーに出会います。そのカウンセラーは三重の過ちをカウンセリングで起こしています。

    一つ目は「答えはクライエントにあり」と習ったはずなのに、説明や指示で答えもどきをいっている自己満足だからです。二つ目はクラエントの「人は誰でも考える力も持っている」という交流分析の哲学に反し、クライエントをデスカウント(値引き)してるからです。最後は傾聴してもクライエントに変化や気づきが起きないのは、カウンセラーの力量不足を露呈してるからです。「私にはあなたの心の声が聞えません」と白旗を上げてるようなものです。

    心の膝を折りクライエントの下になって聞かせていただけるようになったとき初めて水が上から下に流れるように  クライエントは堰を切ったように話し、その中で変化していきます。