フランス人の小説家アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの世界的名著「星の王子さま」。書かれていることは非常にシンプルですが、人間が生きていくうえで直面する様々なことに対する「真理」をわかりやすい言葉で説いています。
【 星の王子さまから引用 】
本当の贅沢というものは、たったひとつしかない。それは人間関係に恵まれることだ!だから、心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。
本質を見たい時は、おまえ自身の裁判をしなさい。それが一ばんむずかしい裁判。他人を裁判するより、じぶんを裁判するほうが、はるかに困難、もし、おまえが、りっぱにじぶんを裁判できてたら、それは、おまえが、ほんとに賢い人間だから。
なにもかもできあがった品を、店で買う。でも友だちを売ってる店なんてないから人間たちにはもう友だちがいない。この子が綺麗なのは、心の中に薔薇を一輪持ってるからだ。
それがどんなに大事なことか おとなには、ぜんぜんわからないだろう!
ほんとうのところ、失った仲間の代わりになるものは、何ひとつない。昔からの仲間をつくり出すことはきない。あれほどたくさんの共通の記憶、ともに味わったあの苦境。たび重なる言い争いと和解、あの心のときめき。この宝物にまさるものは何もない。
でも、大人たちは頭が固いので、事実をありのままに見ることができません!