金藤晃一先生の優しいカウンセリング講座から「反動形成」について紹介します。
威張っている人の無意識は「自信がない」です。ふるえる自分を支えるために相手を怒ったり威嚇して自分が相手の上に立ったように錯覚して自己満足しています。その内実は怖くて小さな人間ですが、それを自分で見たくないので威張るのです。威張るという反対の行動をとることによって自分を保つ「反動形成」(防衛機制)です。
幼少期に好きな子がいるのに素直になれずに「いたずらや意地悪」をして相手の関心を引こうとする態度も反動形成の一つです。自分より仕事ができそうな人がでてくると「排除してやろう」という行動もまた嫉妬と言う名の反動形成です。どれも「無意識」が90%を占める人間の深層心理(本音)の行動や言動といえます。
学歴の低い人は高い人をみて比べて「いいな」という気持ちが「なあーに学歴が高いくらいで」と相手を引き下げて自分を守ろうとする人もいます。
意識は10%、無意識を90%と言える意識の枠を広めるには「リラックス・笑顔・複式呼吸・背筋を伸ばす」と言われます。「リラックス・笑顔・複式呼吸・背筋を伸ばす」で自分の心を解放してる人に「嫉妬」感情は最低限になっていきます。