話をしていたり相談者が、相手の話にかぶせるように自己の意見を主張したり、相手の意見を無視して話せる人がいます。それは相手の心情や本音を聴く心の余裕がなく、自分が正しいと思っている人の特徴です。しかし、本人は「正しいことを説明して何が悪い」と思っています。「正論は人を傷つける」です。正しすぎる話の殆どは相手は理屈ではわかっています。だから反発や抵抗を招くのです。
ではどうしたら?理屈は後にして相手の気持ちを傾聴することです。キモチを聴くと関係のベルトができていきます。関係のベルトが正しすぎる正論を聴くような橋渡しをしてくれます。「強制ではなく”共感”」が相手に最終的に納得していただく秘訣です。心ない言葉は毒を塗ったブーメランのようなものです。投げた相手を殺し、やがて自分を殺す真実を知った人は「聴く」ことの重要性がわかっています。
「人の話の腰を折ってはいけない。人の話題を横取りしてもいけない」 ジョージ・ワシントン