「聴く」とは、単に表面的に話を受け止めることではありません。「聴く」を分解すると「”十””分に”目”と”心”の”耳”で聴く」です。事柄でなく感情を受け止め、最適なリアクションを返すことによって 深い会話を構築していく力です。愚直なまでに相手を信頼し、相手の心に耳を傾けるという姿勢そのものです。それは、深いコミュニケーションの礎です。
「聴く」ことができるようになると、相手の心に化学変化が起こり、沈んでいた心がふわっと軽くなり、希望が湧いてきます。相手との間に「絆」が生まれます。そして、そんな経験を積み重ねていくと、自分の心が満たされていくのです。他人より勝っていたい人の「自己満足のお説教」は、「心の吸血鬼」です。
