アリストテレスの「道徳感情論」では、「共感」することの大切さが記され、人の痛みを分かちあえることが幸せと説かれているそうです。まさに地位・名誉・財産ではなく社会を支えるのは共感する「こころ」が大事だということです。
また、ドイツの哲学者ヘーゲルは、「ほんとうを確かめあうこと」であり知らない自分を含めて「承認」してくれる他者の存在がいることによって、人は認められたという欲求が満足し、その段階を卒業すると「相手のよいところを探して褒めて認める」ことになるそうです。 今まで難解な本だと思って敬遠していましたが、「褒めて認める」ことにより、結果として自分にプラスのストロークがもらえ幸せにつながっていくようです。